小江戸川越の観光スポットの中でも、ユニークな存在として知られる喜多院の五百余りの羅漢さまは、川越北田島の志誠(しじょう)の発願により、天明二年(1782)から文政八年(1825)の約五十年間にわたり建立されたものです。十大弟子、十六羅漢を含め、五百三十五尊者のほか、中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩を合わせ、全部で五百四十体が鎮座しています。本当にさまざまな表情をした羅漢さまがありますので、一つ一つゆっくりとご覧ください。また、深夜こっそりと羅漢さまの頭をなでると、一つだけ必ず温かいものがあり、それは亡くなった親の顔に似ているのだという言い伝えも残っています。 |
ご案内 喜 多 院
〒350-0036 ●拝観料 |